パースニップを試食してみました

農業ブログ/所長のつぶやき

今春ルタバカと共に試験栽培を始めているパースニップ

ルタバカは播種後3カ月で収穫できるのに対して、パースニップは約5カ月を要します。

ニンジンのような形をしているもの、カブのような形をしているものなど、いろいろな形のものが出来ていますが、その長さは30cm前後にまで生長しています。
無農薬栽培による国内パースニップ
様々な条件下で行ったため、統一した形にはなりませんでしたが、とりあえず、頂いてみることにします。

インターネットで検索すると、煮崩れしないためにボルシチやシチューなどの煮物料理に使われることが多いですですが、料理下手な私としてはハードルが高すぎますので、精一杯背伸びしてきんぴらを作ってみることにしました。

まずは、牛蒡のように千切りとしようと試みますが・・・とにかく堅い。

太い牛蒡を切っているようで、うまく切れません。

5mm幅の千切りにするのがやっとでした。
パースニップのきんぴらを作る
「油で柔らかくなるまで炒め、その後はミリンと醤油で・・・」との妻のアドバイスに従い、炒め続けるがなかなか柔らかくなる気配がありません?

「油が少なすぎたのかな?」とは思ったけど・・・

表面が焦げ始めてきた!

ネットには、生でも食べれると書いてあったので・・・

頃合いを見て・・・

多少のみりんと醤油を投入し、その後汁気がなくなるまで炒めて完成としました。

では、頂きま~す。

食感は牛蒡・・・味はニンジン・・・後味に苦みというかセリの味がちょっと広がる感じです。
パースニップのきんぴら完成
ところどころ、食物繊維を強く感じます!

おそらく、これは厚切り千切りの影響なのでしょうね。

この後もパースニップの可能性を探っていきたいと思います。

農業科学応用研究所所長のつぶやき