有用微生物農法

em cultivation

無農薬野菜,健康野菜を育てる農家ノウカス

有用微生物を活用した農法

嫌気性細菌、光合成細菌、納豆菌、酵母菌、ビフィズス菌等の有用微生物を活用した有機農法を言います。

有用微生物を土壌に使うことは、細菌のバランスを整えるばかりか、窒素バランスの調整、未成熟な有機物の分解による窒素の固定化、硝酸の供給などの効果があります。

微生物活用の有機農業は、C/N比による窒素欠乏症、未分解有機物による立枯病を誘発するリスクもあるので、植え付け時期に留意が必要になります。

また微生物の栄養となる有機物の不足は、微生物のバランスを崩す結果を招き、土壌の団粒化の崩壊、土中空気割合の低下、土表を固めるなどの負の循環の流れを作るきっかけとなりますので、有機肥料の施肥は必ず行うよう心がけてください。

マメ科植物とイネ科植物の相性がよく、昔からレンゲ草を冬の間に栽培し米の肥料として活用するレンゲ米は、マメ科植物に着生する菌根菌による窒素を固定を活用した代表的なものです。ただし、栽培量によっては、窒素焼けやいもち病を引き起こしたり、栄養不足になったりしますので、適量を見極めるのが大切になります。

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