ミルクシスル(マリアアザミ)

milk thistle

無農薬野菜,健康野菜を育てる農家ノウカス

ミルクシスル/マリアアザミ

国産ミルクシスル(マリアアザミ)国産ミルクシスル(マリアアザミ)の種子地中海地方原産のキク科の二年草の植物です。

別名、オオアザミ、マリアアザミとも呼ばれ、この種子には、シマリンと呼ばれるフラボノイド混合物が含まれています。

シマリンは、肝臓を元気にする作用があるため、アルコールを嗜む人には重宝なことから、ヨーロッパではとても人気のあるハーブです。

葉やガクには、棘があるため取り扱いには十分な注意が必要です。

国産ミルクシスル栽培法
チア(シード)の全草、くん炭、牛糞、鶏糞、グアノ、有用微生物等を独自製法により作り上げた有機肥料にて栽培を行っています。

農薬・化学肥料は、5年以上未使用の圃場で栽培

国産ミルクシスル成分
シマリン、フィトステロール、ステアリン酸、パルミチン酸、リノール酸、オレイン酸

成  分 役  割
シマリン シリマリンは、ミルクシスル(マリアアザミ)の種子に含まれているフラボノイド混合物で、タンパク質の合成を助け、肝細胞の損傷を防ぎ、細胞を再生させる働きがあるため、ヨーロッパでは、古よりアルコール性肝障害、肝炎、肝硬変などの病気治療や二日酔いの回復ハーブとして利用されています。
ステアリン酸 牛肉、豚肉、バター等に含まれる飽和脂肪酸の1つであり、動植物の脂肪に最も多く含まれる飽和脂肪酸で、抗酸化作用の働きがあります。
融点が高く、常温では安定しているため、化粧品、石鹸、チョコレート、サプリメントなどに使われています。
パルミチン酸 牛肉、豚肉、牛乳、バター、パーム油、オリーブオイルなどに含まれている飽和脂肪酸の1つで、ステアリン酸と同様、抗酸化作用や過剰な皮脂の抑制の働きがあります。
飽和脂肪酸を代表するものとして、パルミチン酸他、ステアリン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸があり、中性脂肪やコレステロールを増やす働きがありますので、取り過ぎには注意しましょう。
また、融点が高く、常温では安定しているため、化粧品や界面活性剤などに使われます。
リノール酸 アーモンド、紅花、ヒマワリ、大豆、月見草などにも含まれている必須脂肪酸で、肌の保湿、抗炎症作用、老化防止作用、コレステロール値や血圧を下げるなどの働きがあります。
オレイン酸 オリーブ、ナッツ類、アボカド、サバ、トロなどに含まれる不飽和脂肪酸の1つで、不飽和脂肪酸の中では、最も酸化されにくく、血液中の悪玉コレステロール値を減らす、界面活性(乳化)作用による便秘の予防、解消作用があります。
石けんやシャンプーの原料としても用いられます。

国産ミルクシスルハーブティ
種子を軽く潰した後、1ℓの水に、ミルクシスルの種子20g程度を入れ、沸騰後、弱火で10分程度煮込みます。

国産ミルクシスル料理
全草が食用になる植物で、花や葉をサラダ、お浸し、炒め物等に、茎はアスパラのように、根は牛蒡のように利用します。

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