モグラ夫婦が我が家へやってきた

カテゴリー:

農業ブログ/所長のつぶやき

モグラと言えば、一般的に単独行動する動物で知られています。そのモグラが3日前に我が家の果樹エリアに侵入!

何年もかけて土壌を改良し、多数のミミズたちが穏やかに暮らしているエリアに!

「許せん!」ということで・・・

最初にモグラの進入経路に調べ、新たなモグラの侵入を防ぐために進入経路を2重に封鎖。

その後、モグラのトンネルをよ~く調べ、食事のために頻繁に通るであろうトンネル(慣れれば大体分かるようになります)に当たりをつけ、筒状のモグラ捕獲器をセットしました。

モグラは、朝、昼、晩と1日3回食事のために、捕獲器のセットの良し悪しは直ぐに結果が出ます。

遅くても12時間後に捕獲できない場合、または捕獲器を迂回して行動していた痕跡がある場合には、セットする場所をもう一度行うようにしましょう。

夜8時30分頃、土中から「カリカリ、カリカリ」と金属引っかくような音が聞こえてきたので、捕獲器を掘り上げると、捕獲器の穴からかわいいお鼻を出していました。
モグラ夫婦を捕獲(夫?)モグラ夫婦を捕獲(妻?)
これで一安心・・・。

と思っていた翌朝・・・新たなモグラのトンネルを発見!

「えー!モグラは単独行動で、そのテリトリーは500㎡くらいでは!」と思っていたものですから・・・なんでこんな狭いエリアに2匹もいるの?と少し困惑。

閉鎖した進入経路を調べて見ると、通った痕跡はなかったので、夫婦で仲良く引越してきたようです。

ブルーベリー、バジル、ボリジ、柿の幼苗の周辺が異常に盛り上がっている。

「こりゃ、えらいこっちゃ!」

その日の夕方、再度捕獲器をセットし、待つこと4時間・・・いつものように「カリカリ、カリカリ」と土中から・・・

この瞬間が、モグラとの知恵比べに勝った気分で、昨晩はゆっくりと寝ることが出来ました。

農業科学応用研究所所長のつぶやき