メキシコの野菜「ヒカマ」の収穫

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農業ブログ/所長のつぶやき

今年も後1ヶ月余りで終わりですね。

収穫もほぼ終わり、今年最後の収穫野菜はヒカマとなりました。

振り返ってみると、3月に播種をして8カ月余り・・・季節的に花が咲くのが少し遅い感じはあったものの、順調に成長していました。

しかし、11月上旬の霜にあたり、一瞬でみじめな姿へと変わってしまいました。

今年の初霜は、例年より霜の量が多い感じがします。これも異常気象の影響かもしれません。

まあ、あまり期待はしていませんが、収穫してみることにします。
今年収穫したヒカマ

すると、どうでしょう!

思ったより、大きな塊茎ができているではありませんか!

大きいものは、長さ40cm、太さ12cmです。本来はタマネギのようにふっくらした形になるのですが、完全に生長していないためサツマイモに似た形をしています。

この後に膨らんでくるのでしょうね。後2~3カ月ほど時間があれば、どんなに大きな塊茎に生長したことでしょうか。

まあ、来年は今年の失敗を生かして、目標10kgの塊茎を作ってみようと思います。

今から楽しみです。
サラダに調理したヒカマ
では、中途半端に生長したヒカマの味見をしてみます。

インターネットで調べると、味と食感は梨に似ており、生でも食べられるということで、サラダに入れて食べてみることにしました。

まずは、ドレッシングをかけずにそのまま・・・

う~ん?

食感は「筋っぱい梨」って感じで、味は少し甘いけど・・・少し癖があります。

まだ出来そこないって感じがしますが、少し我慢すれば食べれないこともないです。

だけど・・・美味しく食べれるように頑張ります。

農業科学応用研究所所長のつぶやき