エビスグサ(決明子)は野菜!

農業ブログ/所長のつぶやき

決明子と言えば、エビスグサの種子。

今では日本各地で栽培されているハーブの1つです。

目全般の病気改善や便秘等に効くとして、種子(決明子)をお茶として愛飲されている方も多いかと思います。

種子を焙煎するので、ほうじ茶のようで飲みやすいのが人気の理由なのかもしれません。

私も昨年栽培してみたのですが、ただ1点注意すれば、発芽率が良く栽培もとても簡単です。

その1点と言うのが・・・ヨトウムシを始めするカメムシ、ヒトリ、カタツムリ等の害虫がこの葉を好んで食べるため、放置しておくと直ぐに丸坊主になってしまいます。

今年は、緑肥としてちょっと空いているスペースに種をパラパラと、適当に蒔いてみると・・・この時期は2、3日で発芽し、1週間もすれば4-6葉をつけ5cmまで生長します。

先日ホーリーバジル(トゥルシー)の脇で育っているエビスグサを踏みつけて、

「もうそろそろ抜かないといけないかな?」

「けど・・・もったいない気もするなあ?」

なんて、思いながら見つめてると、

「葉が卵形で、柔らかくて・・・美味しそう!」

ということで、「虫が好んで食べる植物は人間も安心して食べれる!」との持論に基づき、食することに決定!!!

その前に、ちょっとネットで調べてみると、茎や葉を潰すと不愉快な臭いがする・・・う~ん?

けど、「種子を煎じて飲めば腎臓を強化し、葉を菜にして食べれば五臓を律し目を明らかにする」と中国の漢方書に書かれているそうなので、

取り敢えず、無難に「おひたし」で食べることに決定!しました。

感想は次回と言うことで・・・・

農業科学応用研究所 所長のつぶやき