国産フェヌグリーク(メティ、コロハ)の生長日記-2016.7.26

国産フェヌグリーク(コロハ)が開花しました

フェヌグリークとの出会いは、昨年11月。

本格的にカレーを作る方は、「あ~、あの香辛料」とイメージがつくかもしれませんが、普通は自宅に置かれない香辛料の1つです。

カレー粉やタンドリーチキンなどで使われてきているこのハーブの効能は意外と万能で、

この効能を知ると、「次の、次あたりで、スーパーハーブとして、人気が出るのではないかな?!

などと思い、今年より試験栽培を行っています。

普通の農家の方であれば、もう間引きをする時期はとっくに過ぎているのでしょうが・・・栽培法もわからないし、強い種子を取るためにも自然淘汰による試験栽培を行っています。国産フェヌグリーク(メティ、コロハ)の花と莢

6月の播種より

雑草に負けて、

根切り虫に切られて、

生存競争に負けて、

高温、少雨に負けて・・・・枯れいくもの、

除草とともに抜かれていくもの。

様々な人生を送っているフェヌグリークが開花の時期を向かえています。

花はとっても小さく、色は白・・・開花が早いものの中には、既に莢をつけているものもあります。

その小さな花を見つけては、ミツバチたちが「ぶ~ん」と大きな音を立てながら、何処からともなく集まってきています。

現在30cm程度の生長、何処まで大きくなるのか?

栽培環境を確認しつつ、このあとも観察していきます。

農業科学応用研究所 所長のつぶやき