ドウガネブイブイ被害と対策
【特 徴】
コガネムシの仲間。成虫は体長20mm前後の大きさとなり、いろいろな葉を食害します。幼虫は地中に生息しており、いろいろな植物の根を食害しますが、特にサツマイモやイチゴの根を好みます。
また、幼虫は逆向き体勢のまま、全身をうねらせるように進みます。
【対処法】
枯れた苗木や幼木の周りを5cm程度掘り返すと幼虫を見つけられます。成虫ともに補殺するのが一番効果的ですが、幼虫の場合には、根切虫用薬剤を苗木や幼木の周りにまくことでも対処できます。
予防策としては、腐葉土や堆肥を多用しない、土表に近くにまかず土とよく混ぜる、雑草をこまめに抜くなどして、成虫が卵を生みつけやすい環境や幼虫が生息できる環境を作らないことが大切です。
右写真は、ピートモース中に生息していたドウガネブイブイを採取したものです。1㎡に12匹いました。