ツノロウムシ被害と対策
【特 徴】
ツノロウムシはカイガラムシ類に属し、ろう状の物質で体が覆われています。
広食性で、カキやミカン、金柑等のカンキツ類、ゲッケイジュ、サザンカ、ツバキ、チャ等の花き類など寄生し吸汁加害します。
被害が大きくなると生育障害や枯死、すず病を誘発する可能性があります。
【対処法】
ツノロウムシの駆除は難しく、6月ごろの孵化後の若齢幼虫の時期に農薬による駆除を行う、枝や葉に集団寄生している場合には、その部分ごと切り落とします。
また、幹や単独で寄生している場合には、プラスチック製のヘラを使って木を傷つけないよう注意しながら取り除きます。