トホシクビボソハムシ被害と対策
【特 徴】
トホシクビボソハムシはハムシ科の1種で、幼虫、成虫共にクコの葉を好んで食害します。
トホシクビボソハムシ幼虫(糞と粘膜で体を覆っている)トホシクビボソハムシの成虫と幼虫[/caption]
春と秋の気温が20~25℃前後の時期に葉の裏に数個~十数個の黄色の卵を産みつけ、1週間程度で孵化します。
成虫の翅に黒い紋が見られるため、トホシ(十星)と名づけられていますが、実際には黒い紋数は無紋のものから10個のものまで様々います。
大食家で、そのまま放置しておくと主脈だけを残してすべて食害してしまいますので、ハムシ科の特徴である円を描くように食害痕が見られた場合には、出来るだけ早く対処するようにしましょう。
また、幼虫は糞と粘膜で体を覆っているため、他の害虫の糞と見間違えてしまいます。
【対処法】
見つけ次第、補殺します。一般的には乳剤系農薬を散布して駆除します。