ヒロヘリアオヒラガ被害と対策
【特 徴】
ヒラガの1種。幼虫の体色は全身が黄緑色をしており、背の中央に青色の縦縞があり、25mm前後まで成長します。
生まれたばかりの幼虫は1つの葉に集まり暫く間はコロニーを形成し、ある程度成長すると単独行動をするようになります。
幼虫の棘には毒があり、少し触れただけでも非常に痛みを感じます。その痛みは2、3日では引かず、時には皮膚炎を引き起こすことがあります。
サクラや柿の木などに近づく場合には、葉の裏の端に止まっていますので、注意してしてください。
サクラ、カシ、ケヤキ、カキ、クスノキなど多くの樹木に寄生し、葉裏~葉縁から食害します。
【対処法】
駆除する場合には、厚手の手袋、長袖を着用するなどして十分な対策をした後に葉ごと切り落とし補殺します。
動きは鈍いので、容易に駆除できます。