イセリアカイガラムシ被害と対策
【特 徴】
イセリアカイガラムシはカイガラムシの1種で、別名「ワタフキカイガラムシ」とも言われます。
カイガラムシの種類は多く、サクラ、梅、モモ、ミカン、栗、柿など多くの庭木や果樹の枝、幹、新芽、葉に集団寄生し、針状の口を刺し固着して吸汁加害します。
被害が大きくなると、植物の生長阻害やすす病、こうやく病が発生します。
【対処法】
枝や葉に集団寄生している場合には、その部分ごと切り落とします。
また、幹や単独で寄生している場合には、プラスチック製のヘラを使って木を傷つけないよう注意しながら取り除きます。
天敵のベダリアテントウムシを見つけて食害を受けている木の近くに放すことでも駆除することはできますが、ベダリアテントウムシを見つけることはなかなか難しいかと思います。