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チャコウラナメクジ被害と対策

チャコウナメクジの全体像チャコウナメクジの殻の退化部位【特 徴】
体色は黄褐色、体長は40~80mmになります。殻が退化した薄い石灰質の甲羅と両背側面に2本線状模様があります。

昼間は土中に潜り、雨天の日や夜間に野菜や果樹の若葉、幼葉を舐めるように食害します。

また外で犬、ウサギなどのペットを外で飼っている方は、雨の日に残った餌を食べている場合がありますので、早めに容器をさげるような心がけも必要になります。

【対処法】
塩をかけるのが一般的な対処法で知られていますが、量によっては小さくなるだけで死なない場合もあります。

また塩をかけると、その場に死骸が残ることや土壌塩害の問題もありますので、石灰をかける、熱湯をかける、市販の薬剤をまくなどの方法をお勧めします。

ナメクジに塩をかけた直後の様子
ナメクジに塩をかけた食後の様子
ナメクジに塩をかけて3分後の様子
ナメクジに塩をかけて3分後の様子

【結 論】
3分後に体液が流失し、当初の太さの半分程度になったものの、その後は大きさに変化がないまま動かない状態が続いた。

翌朝放置していたナメクジがいなくなっていたので、復活して逃げたものと推測できます。

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