贅沢な菊芋(キクイモ)茶
菊芋・・・芋に含まれている成分イヌリンが糖尿病やアトピーに効くいうことで知っている方も多いかと思います。
今年もキクイモが息吹き、間引きの季節となりました。
間引きをした菊芋は、畑の脇に植え替え、お茶用として栽培をしていますが、それでも余るので、今年もキクイモ幼苗を使ってお茶を作ることにしました。
もちろん、有機農法で栽培しているので、水洗いだけでも良いのでしょうが、空気中や土には雑菌・ゴミ・野菜自身によるワックスなどが葉につきますので、そこは「天然成分の貝殻焼成カルシウム」で洗浄します。
アルカリで洗浄すると、除菌出来るだけでなく、葉がシャッキとして素材本来の味が楽しめるようになるのです。
そして、浄水で洗ってから焙煎作業です。
ボール一杯のキクイモ幼苗を焙煎すると、その量は50分の1程度になります。
焙煎ている時には、春菊のような香りが漂い、お茶の味は、爽やかでほのかに甘味を感じます。この甘味はイヌリンによるものだと思います。
今日の夕ご飯は揚げ物だったのですが、菊芋茶を飲むとカモミールティを飲んだようにお腹も喉もすっきりします。
葉が柔らかい7月頃までのちょっとした贅沢です。
ごちそうさまでした。
農業科学応用研究所 有機農法による菊芋茶