「スペイン甘草」成長記録2
キョエ~!カンゾウが大変なことに!
ほぼ枯れかかっている!
栄養分豊富な黒ぼく土を頂いてきたのに・・・あんなに元気な姿を見せてくれていた甘草が10日足らずでこんな姿になるとは。
そもそもマメ科の植物は土壌改良剤として用いられますので、痩せた土壌を好み、肥沃な土壌になると菌根菌と共存しなくなることは知っていましたが、他のマメ科の植物と同様に土壌に関係なく育つものと信じていました。
しかし、カンゾウは砂漠地域に自生し、特に砂地の水はけの良い土壌を好む植物ですから、栄養豊富で保水性のある土壌では、急激な環境の変化についていけなかったのかもしれません。
しかも最初に植えていた場所は、川原の砂地交じりの水はけの良い土壌で元気に育っていましたから、急に引っこ抜かれ、環境の違うところに行かされたのでは・・・当たり前ですかね。
あたかも挨拶程度の英語しか話せない中学生が夏休み明けからアメリカの中学校へ転校させられるようなことですもんね。
しょんぼりどころでは済まされませんよね。
他の甘草を観察してみたところ、新葉が出てきているものもありましたので、単に移植を嫌う植物なのかもしれません。
もう少し様子を見て、ひどくなるようでしたら、水はけの良い最初の土壌へ植え替えてみます。
大変可愛そうなことをしちゃった
農業科学応用研究所所長のつぶやき