キクイモ根コーヒー作り(前編)
先々週キクイモの芋(根茎)の生育のために、成長の遅いものやアワダチソウグンバイ被害の大きいものを中心にキクイモを間引き作業をしました。
作業が進むにつれ、キクイモが山のように目の前に積みあがっていくと、
「葉は使い物にならないし・・・ただ捨てるだけではもったいないなあ」と思うようになり、
作業の手がいつものように自然と止まり、考えに耽(ふけ)入ってしまいました(こんなことだから生産効率が悪いんでしょうね・・・)。
「そうだ!キクイモもタンポポもキク科の植物・・・キク科の植物は花から根まで全部利用できるものが多い。しかも今はキクイモの根茎の成長時期、イヌリンが根と根茎に特に集まる時期のはず!?」
なんて、勝手な持論を作り出し
キクイモ根のコーヒーを作ろう!
と、ネットでキクイモコーヒーを検索するも検索結果はなし。
「まあ、タンポポコーヒーと同様に、根を洗い、乾燥させ、焙煎すれば出来るんでしょう。」
と、いつものお気軽モード全開!
いざ、根洗いを開始してみると、タンポポと違い古い芋(種芋)が付いておりこれを綺麗に取り除く作業が結構手間で・・・この根を洗う作業に半日以上を費やす羽目になってしました。
次に根を乾燥しやすくするために、根を2~3cmの長さに裁断。
そして、乾燥開始(ここで、日も暮れ1日が終了)。
乾燥開始してから1週間が経過し、見た感じと持った感じは乾燥してそうなので、「一度粗引きしてみようかな?!」と思い、
ミキサーで粉砕するものの、根の中心部はまだ生乾き・・・
もう少し乾燥を継続することに。
・・・後編に続く・・・・
農業科学応用研究所所長のつぶやき