ヒカマの花が咲きました
ヒカマ・・・聞きなれない名前ですが、葛の仲間と言えば、「あ~」と思う方もいると思います。
共にマメ科の植物で根塊を使い、葛はクズモチやクズキリとして、ヒカマはサルサやサラダなどに使われるメキシコ、フィリピン等では良く食べられる野菜です。
ヒカマの原産はメキシコで、亜熱帯地方では20kg以上の巨大な根塊(イモ)に育つことでも知られています。
「昨今の温暖化で日本でも作れるかなあ?」と、興味本位で栽培を始めてから今年で2年目。
昨年は、花が咲く前に霜が降り枯れてしまいましたが、今年は無事に開花しました。
それにしても薄紫色の奇麗な花ですね。花の形は、何となくラン科植物の花に似ています。
でも、クズイモよりも1カ月以上遅い開花のため、「根塊ができるまでは成長しないだろう」と、少し諦めています。
来年は、今年の教訓を生かして、5kgの根塊ができるように頑張りたいと思います。
農業科学応用研究所所長のつぶやき