この時期にマカの種まきにチャレンジ!
マカは、キャベツやブロッコリーと同じアブラナ科の野菜で、南米ペルーでは高地の厳しい環境で栽培されています。
朝鮮人参、アシュワガンダと並ぶ、栄養価が非常に高くマカに含まれるアルギニンが、滋養強壮、美容、老化予防、生活習慣病などの改善に繋がるなどと言われてます。
最近サプリメントなどの多く商品が日本でも目立つようになり、日本でもマカ栽培している方が増えているように感じます。
栄養価が高いということで人気にあるマカですが、収益目的のために低地栽培で化学肥料と農薬を使って、多収穫栽培を行っている農家の方もいるようで、マカ愛用者が農薬等により健康を害するようなこととなってしまっては、マカ人気も一気に冷めてしまい、結果としては本末転倒になってしまいますよね。それよりも、真面目にやっている農家にまで迷惑をかけてしまうかもしれません。
収益を求めることは決して悪いことがありませんが、良い商品を提供することが大前提だと思います。
ということで、安心安全な食の提供を目指している私たちは、こういった話を聞くと、どうしても自分たちで作りたくなってしまいます。
日本で栽培している方は、一般的には春に種を播き秋に収穫します。
キャベツなど同様に、アオムシ等の害虫の食害を受けやすいため、「この時期に発芽させ春に収穫することができれば、容易に有機農法による栽培が可能になるのでは!?」と安易な気持ちでマカの種を蒔いてみます。
本日は、朝冷えが厳しく、初霜が降りたようですが・・・
発芽温度20度以上で耐寒気温がマイナス10℃のマカの生命力を信じて、1mm程度の種を有機肥料と数種類の土をブレンドして水はけの良い土の上にパラパラと蒔きます。
後はビニールハウスに置いて暫く観察するだけです。
発芽が遅い場合には、「発芽しないとちょん切るぞ!」と言いながら、ハサミの音を聞かせると発芽率が増すそうです。
本当かどうかは分かりませんが、一度お試しください。
農業科学応用研究所所長のつぶやき