ミルクシスル(マリアアザミ)が拗(す)ねる!

ミルクシスル(マリアアザミ)

猫や犬の畑への侵入防止のため、畑の端に植えている「ミルクシスル(マリアアザミ)」。

アザミは、手間がかからない比較的簡単に栽培できるハーブとして知られており、その中で、ミルクシスル(マリアアザミ)は別名「オオアザミ」と言われるように1~2mまで生長する大型の種類。

しかし、生長が約30cmで止まったと思っていたら、もう花を咲かせるではなりませんか?

先日アスファルトの切れ目で出会った野アザミでさえも80cm以上は成長していたというのに・・・・見るたびに「なんって、かわいいい姿なんだ。」と叫びたくなってしまいます。

その後、5月下旬からの長雨で・・・一部花が枯れ、晴天が続いている現在でも今一元気が戻りません。

そして、隣で栽培しているレタスの世話に夢中になっていると・・・突然「お尻にチクリ!

かわいいミルクシスル(マリアアザミ)が「レタスの世話はもういい加減にして、こっちの世話しろ!」と言わんばかりに葉にある棘を私の方に精一杯向けているではありませんか?

枯れた花を摘んで中を確認して見ると、半分は腐り半分は種が入っていました。

種の中には中身が詰まっていないものもありましたが、今度は大事に育てようと・・・決心した次第です。

少し遅いかもしれないけど・・・今咲いているミルクシスル(マリアアザミ)は週末にでも世話をしてみようと思います。

どんなに世話のかからない植物でも・・・時には面倒を見ないと拗ねるというお話です。

農業科学応用研究所 所長のつぶやき