チアシードの試験栽培

農業ブログ/所長のつぶやき

話題のスーパーフード「チアシード」。

ホームページで調べてみると、

「学名をサルビア・ヒスパニカ(Salvia hispanica)、メキシコ原産のシソ科サルビア属の1年草で、高さ1メートルまで生長し、紫色か白色の花をつけます。

葉には油分を含むため、農薬は必要なし。」

と紹介されていました。

本格栽培するかどうかは2の次にして、栽培条件の確認のため、土壌環境の違う状態で約4カ月前に播種してみました。

播種後2,3日で発芽し、1週間余りで10cm程度まで生長します。その後はぐんぐんと生長し、土壌環境の違いで生長の差が大きく、今では最大200cmまでに生長しているものもあります。

よほど土壌環境があっているのでしょうね。

もちろん、播種から化学肥料や農薬はまったくしていません。

他のホームページでは「害虫被害の心配なし」と紹介されていましたが、この生長過程で、チアも例外にこぼれることなく、シソ科に特有の害虫2種と何でも食す害虫3種の計5種類の害虫を確認しました。

やはり、育ててわかる植物の特徴と被害・・・後は秋に花穂をつけて、無事種が出来るのを楽しみにこの後も観察します。

農業科学応用研究所 所長のつぶやき