畑での小さな戦い
無農薬栽培を行っていると、畑の方々で、小さな虫たちの戦いを日々目にします。
豆の畑では、テントウ虫 VS 蟻とアブラムシの連合軍
イモ畑では、バッタ・蛾 VS カエル
また別の畑では、カマキリ VS その他
などなど、これらの戦いは、毎日行われています。
そんな戦いの中、私の役割は、益虫と言われる虫たちが劣勢になったときのみ支援をする援軍を担っています。
数週間前に貯水タンクに植え付けてあったカエルの卵も今では大半が無事カエルへと成長し、元気に畑へと巣立ってくれてますが、
まだ十数匹ほどはオタマジャクシのままで、餌を貰えることが当然のように口を大きく開いて待っています。
今日もオタマたちに餌を与えていると、そこへ、突然、アシナガバチが青虫を加え、私の目の前に着陸!
蜂は、運ぶ前に肉団子にするものと思っていましたので、
「肉団子にする様子を観察できるなあ。」と様子を見ていると、
突然、くわえ直して飛び立つ様子を見せたので、慌て写真を撮りました。
そのため、写真はピンボケになってしまいました。
それにしても、自分よりも大きな体の青虫をくわえ、何処まで飛んで行くのでしょうかね。
生きたまま、見えなくなるまで遠く飛んで行きましたから、すごい体力の持ち主です。
羨ましい!
農業科学応用研究所所長のつぶやき