ビーツ(テーブルビート)の試食

ビーツの試食

約1週間ぶりの晴れ。

溜まっている作業を優先順位をつけるために、圃場の野菜たちの状況を確認し、本日の作業は、サボイキャベツの移植とビーツの除草と間引きを優先して行うことで決定です。

ビーツの間引きは、ある程度していたつもりでしたが、見つけられなかった数株のビーツが直径3cm超まで生長をしており、もったいないので試食してみることにしました。

—-葉を試食—–

葉は、「スーパーグリーン」と言われるほど、栄養価が高い野菜となります。

葉の食べ方は、ホウレンソウと同じような調理で、バター炒め、お浸し、卵焼きや味噌汁の具として使いますが、

無農薬・無化学肥料の安心栽培だから、先ずは、さっと水洗いした生葉を頂いてみます。

シャキシャキ食感に、後から苦みがきます。
ビーツ(テーブルビート)の試食
次に葉を茹でで、試食してみます。

葉からも赤色の色素が出てきて、鍋が真っ赤になります。

茎のシャキシャキ食感が残りつつ、苦みが無くなっています。

どことなく、蕪の葉の漬物を食べた時の印象を受けました。

—-根菜(塊茎)を試食—–

塊茎(根菜)を頂いてみることにします。

よく水洗いをして、表面の土を落とします。

今回は、サラダで食べてみようと思いますので、竹串が通るまで下茹でます。

酢と塩を小さじ1杯入れて、実が浸るまで水を入れ、煮ること10分程度。

鍋が真っ赤!

粗熱を取って、指で表面を撫でるように擦ると、外皮がすーと剥がれ、濃赤色の塊茎が姿を現します。

手も真っ赤になりますが、石鹸で洗うと綺麗になります。

皮をむいた後は、適度にスライスして、キャベツの上に載せて、シンプルに頂きました。

まな板、包丁、キャベツ、お皿等、ビーツに触れるものは、すべて真っ赤になります。

食感は、茹でた人参のようで、優しい甘みがあります。

今回の品種は、一般的なデトロイトを頂きましたが、スムージー等の生でも食べられて、皮が軟らかく、甘みの強いレッドエース、風味も甘みも最高のマーリンの試食も楽しみにしています。

ノウカス所長のつぶやき