日本の四季はもうない?!
数年前から徐々に強く感じていたこと。
「日本の四季はもうない!」
昨年の秋からはその感覚が強くなり、今は確信に変わりつつあります。
植物たちもこの変化を感じつつも、まだ体(進化)が追いついていません。
寒さに比較的強いビーツ、パースニップ、サボイキャベツ、ケールの生長が昨年の晩秋に止まり、
今春には、
1カ月遅くキャンサーブッシュの花が咲き
ケールは生長が止まったまま花茎を伸ばし
ビーツは大火焔菜とつけたくなるほど、異常なほどの葉を茂らせ
パースニップは生長の遅れを取り戻そうとしています。
私も播種時期、栽培品種等の栽培計画を変更しなければならず、大変困惑しております。
また、この時期にいるはずの害虫たちの姿も見ることができません。
3月から現在までに春を感じる日が少なかった影響なのでしょうか?
てんとう虫の幼虫は春先に確認しましたが、成虫の数が少ないように感じます。
昨年に続き今春もこんな状況で始まってしまうと、
「今年は昨年以上の異常気象が待ち受けているのかも?」
と想像せざるを得なくなっています。
このまま四季が無くなっていってしまうのでしょうか?
いずれにせよ、農家にとっては厳しい季節の始まりです。
ノウカス店長のつぶやき