日本一危険な花畑

今日は、久しぶりの雨

雨が降るたびに、重労働の水やり作業を免れるため、自然には感謝です。

ゲリラ豪雨は植物にとっても厳しいものですが、今日のような霧雨は、きっと植物にとってもきっと嬉しいものに違いはずです。

そんな中、日本一危険なお花畑が満開を迎えています。

雨のため、花の開きは閉じ気味になっていますが、それでも紫色の綺麗な花を見せています。マリアアザミ(ミルクシスル)の花

大きいものは180cm以上にも生長しており、葉の大きさは優に50cmを超えています。

その危険なお花とは、マリアアザミ(ミルクシスル)

容易に近づくことは、できません。

花、茎、葉・・・すべてに鋭く、長い針(棘)を持っています。


近づくと針の餌食となります。

バラ用の手袋も貫通します。

しかし、その効能を知れば、拒んでいる理由を分からないでもありません。

全草がすべて食用となり、

葉は、お浸し、天ぷらに
根は、ゴボウのように(山ごぼうはあざみの根です)
茎は、アスパラのように
種子は、ハーブティとして

利用できます。

しかも種子には、「シリマリン」というすごい成分を植物で唯一含まれており、その効能は広く、特に肝臓に関する効能は凄いものをもっています。

もう少しで収穫時期となります。

それまでは、この日本一危険なアザミの花を楽しむこととします。

ノウカス店長のつぶやき