ヒカマの成長日記-07272020
今日も雨・・・圃場はぬかるみ、手入れもままならない状況が続いています。
日が差さない中でも、ヒカマの周りにはハキダメギクとカヤツリグサが元気に成長をしています。
カヤツリグサを抜くときに、常々感じることなのですが、「ナミアゲハが危険を察した時に発する匂いにどことなく似ているのでは?」と。
雨あがりの合間をぬっては、カヤツリグサの除草をしていた時にも、カヤツリグサに手を触れて抜こうとすると、独特の匂いを感じます。抜こうとすると、匂いを発するのは、ナミアゲハの幼虫と同じよう。
植物は移動することが出来ないため、様々な防衛策を講じることが知られています。その伝達距離は相当のものだともいわれています。
私の小さな圃場では、「すべてのカヤツリグサに奴には気を付けろ!」と伝わっているのかもしれません。
梅雨が明けたら、本格的に除草作業を開始するぞ。待ってろ!カヤツリグサにハキダメギク!
ところで、本日はヒカマの成長記録です。
天候が不順な中でも、どうにか成長をしてくれているヒカマ・・・3メートル程度まで生長しています。先週より花も咲き始め、ミツバチたちも圃場を大忙しに飛び回っています。
こうして観察するたびに、蔓、花ともに葛にそっくりです。私には葛は厄介な雑草としか感じませんが、ヒカマの生長は楽しみ。
見方で、見た目が同じでも扱いは180度違ってしまう。葛も葛切りに使用できる高級な食材となるのに・・・。
偏見の目で、見るのはこの植物だけにしようと思います。味方の違いで、良いところが必ずあるのだから。
話がそれていってしまいましたが、7月27日のヒカマの花はとってもきれいな紫色の蘭のような花です。
ノウカス店長より