「桑の葉」でお茶作り
GWを終わり、今日からお仕事再開ですね。
ホームセンター等では花や野菜の苗の種類も多くなり、GWでは庭いじりをした方も多いかと思います。
私もGWには、ハーブを中心に種植えを行っていました。ちょっと早めに植えたローズマリー、ローマンカモミール、ノニ等は小さな芽を出し、それを眺めていると時間が経つのを忘れてしまいます。
おやじが発芽箱を覗いてニヤニヤしている姿は、傍から見ると気持ち悪いかもしれませんが・・・
また、畑の脇にある桑の木の枝も3m程度に成長していたので、庭いじりの延長として選定することにしました。
選定した枝はもったいないので、お茶を作ることにしました!
お茶の製法は、葉を蒸して乾燥する方法と焙煎する方法の2種類ありますが、個人的に焙煎した方のお茶が好きなことに加え、水溶性の成分が蒸し作業を行う過程で流れ落ちそうな気もするので、焙煎の方をいつも選んでしまいます。
私がお茶作りで注意している点は、有機農法で育てた無農薬の葉を使うこと、切った箇所から栄養分が流れ出ないように茎と一緒に洗うこと、そして焦がさないことの3点だけです。専門家に言わせれば、もっと注意する点はあるのでしょうが。
洗う時には、水洗いではなかなか落ちない汚れを取り除いてくれる貝殻焼成カルシウムを使用します。
更に数回水洗いをした後、余分な茎を取り除き葉を1枚ずつ分けます。その後は水気を取るために天日干し、ホットプレート等で焦がさないように焙煎をします。私の場合には、140℃や保温にてじっくり焙煎しました。
味はちょっと苦味があり、飲んだ後はすっきり感があります。
桑の葉は、血糖値上昇の抑制、高血圧、中性脂肪やコレステロール値の改善,便秘改善やダイエット効果が期待できます。
何処まで改善するのかは、個人差がありますので何とも言えませんが、この効果を十分得るには、新茶が良いことだけは確かだと思います。
身近にある山野草(雑草)は、意外と効果があるので、週末はお茶つくりライフを楽しんで見るのも良いものですよ。
お茶つくりには最高の5月です。
農業科学応用研究所所長のつぶやき