スギナ葉の粉末(パウダー)作り
先日愛犬との散歩中、山林の空き地にスギナが群生しているのを見つけたので、これはこのまま放置したままではもったいないということで、早朝30リットルのバケツ一杯のスギナをとってきました。
植物は早朝栄養価も、生命力も高くなっていると言われていますので、野菜等を取る場合には早朝がおすすめです。
取ってきたスギナは、根の部分や枯れている部分を丁寧に取り除きます。自分で飲むことを考えるとどうしても必要以上に丁寧になりますよね。
その後は、消毒を兼ねた洗浄のために焼成カルシウム水溶液に10分程浸すと汚れと共に表面に油のような汚れが浮かんできました。
なんで油が・・・と驚く程の汚れでした。
その後2回水洗いして、陰干しをすること4日間・・・触った感じはパリパリでいい感じになりました。乾燥すると濃い緑色(ちょっと茶色の所もでます)になるのですが、綺麗な緑色にしたい場合には、水洗い後に湯どうしもしくは熱湯をかけると良いです。
乾燥したスギナをミキサーで荒挽きし、再度乾燥をすること2日・・・完全に乾いたみたいです。早く乾燥させたい場合には、電子レンジを使うのと良いです。
荒挽きしたスギナを再度ミキサーで微粉砕した後にふるいにかけ、ふるいに残ったスギナを再度微細砕するといった作業を繰り返します。
こうして、出来上がったのがスギナ葉粉末(パウダー)です。
あの30リットルもあったスギナが、こんな小さなタッパ1つ(縦15センチ、幅10センチ)に収まってしまいます。
青汁などの粉末が高いのがわかった気がします。
スギナは大変栄養価の高い植物ですが、副作用も報告されていますので、飲む際は必ず副作用等を理解した上で行うようにしてください。
農業科学応用研究所所長のつぶやき