キクイモ根コーヒー作り(後編)
さらに1週間が経過し乾燥も完璧!?
では、粗挽きの作業を開始します。
適量をミキサーに入れ、スイッチオン!
すごい音が鳴り響く中、粉砕がものすごい勢いで進んでいきます。
音が小さくなったころ、取り出して・・・また適量を投入しての繰り返しをすること約1時間。
どうにか粗挽きが終了!
次の工程は?と焙煎・・・ホットプレートを準備して全体に広がるように粗挽きしたキクイモ根をじっくりと煎っていきます。
大体煎れたところで、今度はミルに投入し細粉末にします。
1回目の煎り作業から細粉末の作業が終了するまで約2時間。
細粉末をしたキクイモ根を再びじっくりと煎っていきます・・・色づく時間がだんだん早くなってきますので、焦がさないように注意しながら木べら等でコマメに返します。
コーヒー色に仕上がると・・・やっとキクイモ根のコーヒーが完成です。
早速、飲んでみることに・・・ほのかに焙煎した香りが立ち、味は上品に甘い味がします。
敢えて例えるなら、薄いアメリカンコーヒーに和三盆の砂糖を入れたような感じです。
まあこの例えかたではあまり良くわかりませんかね。
「キクイモコーヒー」手間がかかりすぎで、世の中に流通しないのがわかりました。
農業科学応用研究所所長のつぶやき