ヒマワリ、なぜ君は太陽に背を向ける!
外輪の直径が40cm超と大きく咲いているヒマワリ。
雨を合間をぬって、今日は丸々太った1匹のクマバチが蜜を吸いに訪問しています。
この風景は、例年と何にも変わらない風景なのだけど・・・今年は何かちょっと違うみたい。
う~~~ん?
そうか!
今年は、多くのヒマワリが太陽に背を向けて咲いているからだ。
そもそもヒマワリの茎上部の葉は、東から西へと太陽に向かうように、蕾をつけるまで繰り返し動きます。
そして蕾を付けると、生長が止まるために、東から西の間、特に南の方を向くヒマワリが多くなるのです。
しかし・・・今年は、多くのヒマワリが日の出の方向よりも遥か北を向いています。
これは生理的な動きを押さえ込む何か強い力が北西の方から働いていたからに違いありません。
そう言えば、4月は強風が続き、5月になると雹、雷、豪雨が多発したが・・・いずれも北西の方向からやってきていたように思えます。
北東と言えば「鬼門」、東北東と言えば「恵方」
わずかな角度の違いで雲泥の差となってしまいます。
今年の農作物に被害が及ばないことを願って、恵方の方向へ咲いていると思い込んで、毎日ヒマワリにお祈りしてから農作業を始めようと思います。
「これからの季節・・・穏やかな日々となりますように!」と。。。
農業科学応用研究所 所長のつぶやき