桑の葉(マルベリー mulberry)-「食パン」編

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農業ブログ/所長のつぶやき

テレビでは、「食の安全」が話題となっています。

コストを取るか、安全を取るか、生産者も、消費者も、皆が悩んでしまうテーマです。

ただし、どんなときにでも許容範囲内であることが大前提ですので、今回みたいに許容範囲を超えしまっては、選択の余地すらありませんよね。

私は「食の安全」を選びますけど・・・ね。

ということで、今回は「桑の葉(マルベリー mulberry)」がテーマです。

「桑の葉(マルベリー mulberry)」と言うと、血糖値の上昇を穏やかにするお茶として愛飲している方もいるかと思いますが、この時期の熱いお茶というのは・・・私には厳しいです。

私と同じ思いをもっている方はいるかと思いますので、そこで、「別の利用法がないかなあ?」と思い、最初に思いついた「パン」に混ぜてみることにしました。

もちろん今回使用する「桑の葉(マルベリー mulberry)」は無農薬・有機肥料のみで栽培し、陰干しで2週間ゆっくりと乾燥させたものをパウダーにしたものを使用します。

そして、桑の葉パンの作り方は至って簡単!

通常のパンの材料に、大さじ1杯の桑の葉パウダーを入れて、ホームベーカーリーにバトンタッチするだけ。

4時間後に完成!

パンの膨らみ、弾力共に合格・・・出来は良し。

焼き上がりは、ヨモギのような香りが周辺まで漂い・・・

味はというと、多少苦いかも。

そのままでも食べれますが、バターを塗る、ポテトサラダを挟む、ハチミツを塗るなどすれば、食べやすくなります。

だけど、そもそも血糖値の上昇を抑えるために食べるのに、血糖値を上げる食材を加えてしまっては、

「本末転倒」のような気がするけど・・・う~ん、難しい。

次回は、別のパウダーでチャレンジ!してみます。

農業科学応用研究所 所長のつぶやき