ナズナは雑草、それとも薬草

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農業ブログ/所長のつぶやき

昨日クリバースの手入れをしていると、「ナズナ」を発見。

「ナズナ」と言えば、春の七草。

ペンペン草と言った方が「あ~、あの雑草」とイメージがわくかもしれません。

家族にナズナの話をすると、

「ペンペン草は何処でも生えているし、抜いてもまた生えてくるから植えないで!」

との声が・・・。

しかし、

ナズナの利用は平安時代からと古く、その効能は 解熱、利尿作用、便秘、止血作用、生理不順、動脈硬化や高血圧の予防などがあると言われている万病に効く薬草です。

しかも、

ロゼットは芸術的な形をしており、小さな花は真っ白、種子はハート形。

撫でたいほどかわいらしいから撫菜(なでな)

夏に枯れることから夏無(なつな)

と、名前の由来も2つ。

花、野菜、麦などに少々混ざっていると、雑草と呼ばれ、

まとめて栽培すれば、薬草。

七草がゆのときには、スーパーで購入するけど・・・畑にあるときには雑草!

栽培するかどうかの判断が悩ましい雑草ハーブ「ナズナ」との思わぬ出会いで、しばし農作業が中断してしまいました。

農業科学応用研究所 所長のつぶやき